社会心理学レポート(2)「集団間葛藤について述べよ」Aいただきました(*´∀`*)
社会心理学レポート(2)「集団間葛藤について述べよ」
社会心理学の講義受けました? 僕もう受けたんですが、先生が「血液型占いなんて嘘っぱちだ!!」という話で授業のほとんどが終わり、最後のほうはむっちゃ駆け足でした……w ていうか終わらなくてプリント配布になったし!! という「ねえちょっと奥さん聞いた?」話はどうでもよくてレポート、Aいただきました!書いたことをメモしておきます。
<定義まとめ>
- 集団間葛藤とは
- 内集団ひいきが原因
- 集団の種類(内集団、外集団)
<集団の形成過程>
- 現実的葛藤理論(人は無条件に外集団に対して偏見を持ったり、敵対したりすることはない。敵対行動がとられるのはあくまで集団間の目標が対立したり、利益についての葛藤がある場合であり葛藤がなければ好意的に接する)
- シェリフら サマーキャンプ実験
- 第一段階 集団の生成
内集団の形成。集団内の規範と上下関係などの構造化。社会的アイデンティティの形成。自己カテゴリー化。自己と外集団メンバーとの違いを認知。 - 第二段階 集団間葛藤の発生
希少な資源をめぐる集団間葛藤。内集団ひいきの高まり。相手集団への否定的態度の高まり。 - 葛藤の解消
さまざまな葛藤の解消が試みられるがいずれも失敗。結果的に「集団間の上位目標の設定」が集団間葛藤の解消につながった。協力的な依存関係をもたらすことがポイント。
<集団間の上位目標の設定>
集団間葛藤とその解消方法の例。
- 国や企業は、自集団にとって利益を上げようと経済活動をする。そのうち森林伐採や環境汚染、資源の無駄遣いが進んでしまう。しかし限りある資源を取り合ったりする。しかし利己的に動けば皆が不幸になる。そこで上位目標の設定
→関係各国・各社が力を合わせて環境保全に取り組む
→自然に負担の少ないエネルギー開発を試みる
<まとめ>
人間は会社や学校といった集団の中で生きる。そもそも家族や性別といったものも集団なのであって、無縁でいることは現実的に不可能。葛藤を解消しながらお互いに協力的依存関係を結んでいることが必要。
<参考文献>
一番使えたのがこれ!しっかり説明してあるけれども非常にわかりやすく、理解しやすい。教科書として配本された「よくわかる社会心理学」でわからなかった(笑・おい!)事柄も、この本でカバーできました。
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人から借りて読んだら、そのわかりやすさきに気をよくして自分でも買ったw
例が豊富で読んでいて飽きません。
他にも何冊か読んだけど、「あると便利だなー」と実感したのがこれでした。