心理学ほげほげ勉強日記

東京福祉大学の心理学部、通信教育課で学ぶ男のブログです。三十路にしてふたたび大学に通うとは……どこへ向かおうとしているのかはともかく、勉強したことをまとめるです。

【読んだ】『子ども虐待へのアウトリーチ』

子どもの虐待は2012年度全国児童相談所対応件数で6万件にものぼるそうです(´;ω;`)

対応に至らない、水面下の虐待総数はどれほどになるというのだろう……想像もつかない。

アウトリーチとは、家庭や支援機関に自ら出向いていくという意味だそうです。本書『子ども虐待へのアウトリーチ』では、子ども虐待において、援助を求めない・求められない養育者に対して、現場の支援者や臨床家たちが多機関連携をしながらどのようなアプローチをしているかについて触れています。現場の生の声、みたいなものが見えるので、とても勉強になりました(*´∀`*)

 

 

 たとえば「市区町村における臨床心理学的地域援助」という章では、調査対象(インフォーマント)は東京都子ども家庭支援センターにいる心理士。従来の心理面接、社会的アセスメント、地域に根ざした虐待予防・介入・再発防止、連携のしやすさ・うまくいかない要因などについて聞いています。

相談ニーズの低い養育者へのアウトリーチについては、保育士、保健センター、市区町村のワーカー、児童相談所などの取り組みが述べられています。

多機関連携は保育園、保育センター、市区町村、児童相談所、多機関連携などの関わりが述べられています。

保育士やワーカーはこういう現場に直面しているのか、また児童相談所以外ではこういった取り組みがなされているのか、といった点で勉強になりました(´・ω・`)

 

他にもネットで調べ物をしてみました。(*´∀`*)

 

アウトリーチに関してはこちらのブログが詳しく、勉強させていただきました。

http://miseki.exblog.jp/16069127

 

★児童虐待の定義と現状(厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/about.html