『現代心理学入門<2> 発達心理学』
臨床心理学の先生が、このシリーズの『現代心理学入門〈5〉臨床心理学』をすごくオススメしていた。Amazonマーケットプレイスで100円ちょっとだったので入手してみたら、先生の授業そのままwww 先生、指定教科書そっちのけでこの本読んでた(指定教科書がつまらないのは確かだけど、2日間のスクーリングで3回くらいしか開かなかったw)
というわけで買ってみた『発達心理学』。Amazonマーケットプレイスで1円という、もうなんだかどうしようねという金額だったので。
実はこれが超使えた。臨床心理学の試験対策、⑥の「乳幼児期における愛着の形成について」はこれでいけます。何が良いというかというと、簡潔にしてわかりやすい表現。スピーディーに理解できるので、切羽詰った試験前に非常に重宝した。
目次は下記の通り。
- 乳児の知的世界
- 言葉と認識による世界の構築
- 人の中への誕生と成長
- 情動の発生と自己の成長
- 学校への移行と対人関係の広がり
- 科学性の成長と世界の拡大
- 性的成熟とアイデンティティの模索
- 学校から就職へ
- 恋愛と結婚
- 親になること・親であること
- 中年から老年へ
- 発達心理学は何をするのかーー生活における発達
他「相手を仕向ける行動」「ピアジェの発達の理論」「愛着分類の文化間差はなぜ生じるか?」「青年期における家族関係認知の変化」など、コラムが非常に面白く読めた。こういった読んでおもしろい教科書っていいと思う。