臨床心理学の授業は『現代心理学入門5 臨床心理学』ばっか使ってたよ(*´∀`*)
東京福祉大の先生って、あんまり教科書使わない人いるね……中には「えっ教科書それなの?知らなかった」とおっしゃっている先生も……えっと……((((∪ ´ω`; ))))本代返して!学費返して!!
臨床心理学もそうでした。参考書籍の欄に書いてあったのでAmazonで買って授業にもっていったら、ほぼこの本を読んでいるという授業でした……たしかに分かりやすい。あの青い教科書、ブックオフによく並んでいることで有名な教科書ですけどw、あれの10倍わかりやすいです。
先生もメチャメチャお勧めとのこと。この先生は、古い本でも理論のしっかりした本を選ぶべきと強く主張されていて、この本をずっと使って授業されているそうです。
臨床心理学の概観的なところが平易な表現ですっきりまとめられているので、心理学部に入った時点でザッと眺めておくと、すごく理解しやすくなると思います。ブースターとしてはとても優秀。というか、あの青い教科書がとてもわかりにくかったので、私の中ではこれがあって初めて学習が進んだような気がした。だって心の病を「通常の環境における異常な心理的反応」、心の傷を「困難な環境に置かれたときに多くの人が体験するある意味で『正常な』心理的苦痛」と表しているのですよ。とてもわかりやすい分類。
目次は下記の通り。
1 臨床心理学とは何か
1-1 臨床心理学の定義
1-2 心と体
1-3 心の構造
2 心理的問題の分類
2-1 分類の概要
2-2 神経症レベルの反応
2-3 精神病レベルの反応
2-4 心身症と薬物依存
2-5 知的障害と自閉症
2-6 社会的行動の問題
2-7 人生の問題
3 心理的問題のアセスメント
3-1 心理アセスメントと心理テスト
3-2 さまざまな心理テスト
3-3 心理テストを実施する際の留意点
4 心理的問題に対するアプローチ
4-1 フロイト派のアプローチ
4-2 ユング派のアプローチ
4-3 ロジャース派のアプローチ
4-4 行動療法
4-5 論理療法
4-6 家族療法
4-7 ゲシュタルト療法
4-8 理解療法
4-9 その他のアプローチ
5 心理療法の一般的プロセス
5-1 申し込み
5-2 インテーク
5-3 治療セッション
5-4 集結
6 心理療法における基本的問題
6-1 目標をどこにおくか
6-2 クライエントに課せられる枠
6-3 セラピストに課せられる枠
6-4 クライエントとセラピストの組合せ
6-5 心理療法の効用と限界
7 サイコセラピストをめざす人のために
7-1 臨床心理学以外の心理学を学ぶ
7-2 関連領域の学問を学ぶ
7-3 芸術に親しむ
7-4 臨床心理学の学問的研究をする
7-5 スーパービジョンを受ける
7-6 自分自身がクライエントになる
7-7 資格をとる
8 関連領域の専門家
8-1 教育機関
8-2 医療機関
8-3 司法・行政機関
8-4 臨床心理学を広く生かすために