心理学ほげほげ勉強日記

東京福祉大学の心理学部、通信教育課で学ぶ男のブログです。三十路にしてふたたび大学に通うとは……どこへ向かおうとしているのかはともかく、勉強したことをまとめるです。

【メモ】不登校児の生き方

なんだかすごくいい話。東京福祉大でも「学校教育に納得がいかず不不登校を貫き大検を取った」という人に何人も会った。しかも、すごく頭のいい努力家な子たちばかり。学校教育でなじめない=異端、としなくたっていいと思う。この取り組みは教育心理学、発達心理学、臨床心理学分野でも非常に意義があることなのでは。

異才持つ不登校児よ、牙を磨け 東大先端研などが支援:朝日新聞デジタル

未来のエジソンアインシュタインを育てよう――。突き抜けた才能があるのに学校になじめない小中学生をIT(情報技術)を使ったオンライン教育などで大学卒業まで支援し、世界のトップランナーに育てる「異才発掘プロジェクト」を、東大先端科学技術研究センターと日本財団が始める。10日に発表した。今年から年間10人程度を公募で選ぶ。資金として5年間で5億円を積み立てる予定だ。

 突出した能力を持つ子の中には、コミュニケーションが苦手だったり興味が先走ったりして、エジソンのように学校教育になじめない子も少なくない。その才能を開花させるのが狙い。

 書類選考と面接で選ばれた子には、興味ある分野を極める個別プログラムと教科教育の教材を先端研が提供。専属チューターが、オンライン教育も単位と認めてもらうよう学校と交渉するなど、大学進学の対策まで面倒をみる。先端研に常設の専用教室を設け、農業や工芸などの実業カリキュラムや、各分野のスペシャリストを講師にした特別授業も開く。選抜にもれた子のうち約100人には教材のみ提供する予定。

 中邑賢龍(けんりゅう)・東大先端研教授は「日本の学校教育オールマイティーで協調性のある人間を育てるには適していたが、それではイノベーションは起きない。適応教室などでは満足しきれないとがった子が牙を磨く教育の場を作りたい」。笹川陽平・同財団会長も「将来的には寄宿舎を作るなど長期的に支援したい」とした。応募方法は5月に決定予定。問い合わせはメールで先端研(rocket@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp)へ。 

 

教育心理学では、三好先生によれば「学力が原因で不登校になる子が多い」とのこと。こちらも救済する方法があればよいのだけど。

そういえば、こちらは(小説だけど) 学校教育を受けなかった子どもたちのお話。家庭教師はついていたけどね。僕はこの子たちの自由さに憧れつつも、不幸な一家に思えてならない。男だからかな?

 

 

金米糖の降るところ (小学館文庫)

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